蘭の寺 西来院

大本山 建仁寺 塔頭

西来院

お知らせNews

2025年1月10日から3月18日まで「京の冬の旅」非公開文化財特別公開を開催いたします。

特別行事
Event

「京の冬の旅」非公開文化財特別公開

江戸時代前期に造られた「蘭渓道隆坐像」を祀る方丈の天井には、迫力ある「白龍図」が描かれている。また方丈南側には、中国の霊山・峨眉山(がびさん)から運ばれた巨石を据えて、昭和の名造園家・中根金作(なかねきんさく)の流れを汲む「中根庭園研究所」作庭の「峨眉乗雲(がびじょううん)」が広がる。「京の冬の旅」期間限定で「蘭渓道隆頂相」などの寺宝も特別展示される。

*画家・木村英輝氏が描き俳人・黛まどか氏が俳句を書いた「俳句涅槃図」も「京の冬の旅」に合わせて奉納され初公開!

期間:
令和7年1月10日(金)~3月18日(火)
時間:
午前10時~午後4時30分
(午後4時受付終了)
拝観料:
大人(中学生以上)800円 小学生400円
主催者:
京都市・京都市観光協会
お問い合わせ:
「京の冬の旅」コールセンター
(075-585-5181) 9:00~17:00 
12/29~1/3休
「九華青蓮」(きゅうかしょうれん)
玄関前庭園につきましては、全面改修した新庭園の名称を「九華青蓮」としまして生まれ変わりました。
「峨眉乗雲」(がびじょうううん)
本堂前庭枯山水庭園「峨眉乗雲」は、蘭渓道隆禅師が修行された、中国峨眉山の巨石を配し、中根庭園研究所、中根行宏氏、直紀氏により作庭されました。
天井画「白龍図」
本堂天井全面に描かれております、「白龍図」は中国のビジュアルアーティスト陳漫(Chen Man,チェン マン)氏により制作され、奉納されました。

西来院について
About

建仁寺境内の北東に塔頭・西来院(せいらい-いん/さいらい-いん)はございます。建仁寺11世の「蘭溪道隆(らんけい-どうりゅう)の寺」として知られました。
本尊は地蔵菩薩。

歴  史
History

1394-1427
応永年間に蘭渓道隆により創建された。その住持寺となる。また、同年間中、道隆4世法孫・大宗□盛が清本流を再建し西来院と号を改めたという。以後、輪番寺院になる。
1454
畠山持国が一時寓居する。
1467-1555
応仁-天文年間に類焼する。
1596-1615
慶長年間に再建される。(『坊目誌』)
1677
現在の本堂が再建される。
1683年頃
曹洞宗の面山瑞方(めんざん-ずいほう)が一時寓居する。江戸時代末期以降、専任住職を置く。
1872
普光院が合併される。

文化財
Cultural property

蘭溪道隆坐像
銘により江戸時代前期、1676年に仏師・康乗(こうじょう)作による。像内の底部に蘭溪道隆の木製頭部(30cm)が納められていた。この頭部は道隆の存命中か、没後すぐに作られたとみられている。眼窩が開き、かつて水晶の眼が嵌め込まれていたとみられている。

アクセス
Access

〒605-0811 京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町590
FAX:0752771118

樹木葬墓地 龍眠苑
Tree burial

「西来院龍眠苑」は、無縁になることはありません。
お墓の継承にお悩みがある方、おひとり暮らしや子ども達に負担をかけたくない方々に寄り添うお墓です。

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FAX 075-277-1118